week3
第2講まとめ
期待リターンの求め方
- 1ヶ月で10万ドルの売上が見込める
- 1ドル百円
- 110円になる確率が80%
- 80円になる確率が20%
- 期待リターンを求める
10%*0,8 + (-20%)*0.2 =0,04
- 月の標準偏差(ボラティリティ)を求める
ルート((0.1-0,04)**0,8+(-0.2-0.04)**0.2)
=0.12
=12% - 日本円をかけて、為替リスクを出す
100,000*100*0.12
1,200,000(120万円) - つまりどういうこと?あとで確認すること
リスクへの実務対応
- 為替リスクのヘッジ方法
ー先物為替予約
ー通貨オプション
ー通貨スワップ
ー通過先物取引(覚えなくていいかな?) - 投資リスクの削減方法
ー投資する資産を選択できるときは、為替リスクを含めた金融リスクを分散投資によって削減できる
・資産の組み合わせをポートフォリオと呼ぶ
・削減できる効果を分散効果と呼ぶ - (たけしメモ:基本的には2通貨以上の商品を取り扱う場合、相関係数が低い(相関していない)通貨同士を分散して投資した方がリスクマネジメントできる。一つの通貨が暴落したとしても、相関係数の低いもう一つの通貨は価値が下がっていないので、損失を半分にすることができるからである。
4つのリスク戦略
リスクに対する対応には以下の4通りの戦略がある
- リスクの低減
発生可能性の低減:損失予防
影響度の低減:損失低減 - リスクの回避
そのリスクを持つビジネスを止めること - リスクの移転(共有)
保険やデリバティブ取引で他の部署や会社にリスクを肩代わりしてもらうこと - リスクの保有
たけしコラム〜デリバティブ取引とは何か〜
ローンや株式などによる、リスクを覚悟して高い収益性を追求する手法や、金融商品のリスクを低下させることを指す。
リスクの洗い出し
リスクを洗い出す代表的な手法
(状況やリスクの種類によって使い分けることが大事)
事業継続リスクを洗い出す際に適切な2つの軸
- 資源軸(事業継続に必要な経営資源)
- 業務軸(事業を支える優先業務の特定)
- 事業継続リスク
自然災害やサイバー攻撃など、外的要因で生じることが多い。 - 資源軸(業務継続に必要な経営資源)と業務軸(事業を支える優先業務の特定)の双方を考慮する必要がある。
- 具体的には、事業影響度分析が有効
その他リスク洗い出し手法
- ストレステスト
風評リスクや事業中断リスクの洗い出しに適しており、近年では金融リスクを捉える手法としても用いられるリスク洗い出し方法である。
以上の手法を扱いながら、
- リスクの特定を行う(今ここ)
- リスクの分析をする(大きさ特定)
- リスク評価をする(リスク対応の優先度を決める)
week1
リスクとは
- リスク:損失が生じる可能性
- リスク把握:いつ、どこで、どの程度の可能性(=確率)で(どの程度の損失)が生じるかを把握すること
- リスクマネジメント:リスクを把握し、その対策を練る。金融取引や保険はリスクを取引し、ヘッジする手段のことをさす。
- 銀行では生じる損失に対して資本を準備する。
- ビジネスのリスクを認識した上で、収益をあげ、企業価値を高める方策を考えるべきである。
理論的には・・・
- リスク:損失の程度を確率分布として把握すること
- 確率分布を描けない場合は:knightの不確実性という。
リスクマネジメントの基礎
- リスク把握:リスク特定・リスク分析・リスク評価の3ステップで行う
- リスクマネジメントの位置付け:リスクを認識し、「本当に必要な施策を打つこと」
- リスクマネジメントは仕組み化しておく。
PDCAサイクルをぶん回そう。
(plan-do-check-act)
リスク選定の仕方
- リスクの優先付け:リスクの大きさに応じた順位付けを行う。
- リスクの大きさ:発生可能性*影響度で算出する
(リスクマトリックス図)
上記の表で、リスクの対応優先度を確定することができる。どのリスクを先にマネジメントすべきか。
スライド34参照。
リスクマトリックスに応じて、対応すべきリスクの種類が決まる。
(上に行くほど影響度は高い)
- リスク保有(保険) リスク回避(サービス停止)
- リスク軽減(要員の根絶・影響の低減)
- リスク受容(現状を受け入れる)
(右に行くほど発生可能性が高い)
リスクアセスメント
リスクの評価を行うための手段。
スライド21参照
- リスク特定(リスク洗い出し)
- リスク分析(リスクの大きさ特定)
- リスク評価(リスク対応の優先度をつける)
価値と文化の恣意性について
正義や価値があるものだと仮面を被っているものに自分が苦しめられる必要はない。
そう思えば、今自分が世の中にある価値観に悩まされている人は少し楽になれるかもしれない。世の中にある価値観から自分を解放させることができるかもしれない。
「全てのことは恣意的で揺るぎない価値を持っているものなんて何もない」と考えることはある種の救いであると思う。
その反面、何かに価値を見出してそれを拠り所にして生きて行くことは難しくなるかもしれない。
世の中の何にも価値を見出す必要はない。生きることが正しいわけでもないし、死ぬことが悪いことでもない。
そう思うと、この世の中にしがみついて苦しいまま生きて行く必要なんてない気がしてくる。
自分のキャパを超えて、どうしようもない悲しみに襲われた時に人生という長い旅の電車を比較的簡単に「もう降りてしまおうか」と思ってしまうかもしれない。
そんな時に唯一自分を引き止めてくれるものが私の中にある「大好きなパパとママが悲しませたくないから、その2人よりは長生きしよう」っていう倫理観みたいなものだ。
けれど、パパもママも永遠に生きているわけじゃない。私が子供を産んだらこの子のために生きようって思えるかもしれないけど、すぐに子供が欲しいと今は思えないし。
結局、全てのことが恣意的な世の中で私が拠り所にして生きて行くのは「私が心からこの人が大切だと思えて、私のことを心から大切にしてくれる人」なのだと思う。
「本当に大切にし合える人を自分の周りに増やすこと」がこの生きにくい世の中を生きやすくする1つの方法だと私は思う。